Terre Tardive
テッレ タルディヴェ
格付け:IGP(地理的表示保護ワイン)
アペラシオン:Terre Siciliane IGP
タイプ:甘口白ワイン(遅摘み)
品種:アロマティック・シャルドネ、インツォリア
土壌
Contrada Milici:泥灰岩由来の台地で、粘土質が強く、石灰分が非常に多く、礫を豊富に含む土壌。
Contrada Fondirò, Munti地区:黒色の粘土質土壌で、ミネラル分が非常に豊富。
仕立て
シャルドネ:テンドーネ仕立て
インツォリア:スパリエラ仕立て、コルドーネ・スペロナートおよびギヨ仕立て
収穫時期
9月。ブドウを樹上で部分的に乾燥させた後に収穫。
収穫方法
5kgのケースを使用した手摘み。
醸造
シャルドネ:やさしく除梗した後、24~48時間の低温での発酵前マセレーションを行う。ソフトプレス後、冷却によって発酵を停止し、残糖を保持する。
インツォリア:やさしく除梗し、ソフトプレス。冷却によって発酵を停止し、残糖を保持する。
熟成
シャルドネはステンレスタンクで熟成。インツォリアはオーク樽とステンレスタンクでそれぞれ熟成。その後、両方のワインをブレンドして瓶詰めし、さらに瓶内で熟成。
新たな視点から生まれた遅摘みワイン
型にはまらない、魅力的で洗練されたワイン。Terre Tardiveは、1991年にMaria Costanza Biancoとして誕生した、Milazzoを代表するインツォリアとシャルドネのブレンドを新たに解釈するために続けられてきた研究の成果です。
一般的な遅摘みワインとは異なるスタイルで、口中では生き生きとした酸が感じられ、甘みのある要素と見事にバランス。非常に爽やかで、調和のとれた、飲み心地のよい味わいに仕上がっています。
栽培へのアプローチ
Terre Tardiveの誕生には、Milazzoが培ってきた革新的な栽培技術を示すこと、そしてブレンドと醸造方法の双方について新たな可能性を追求すること、という2つの目的がありました。これは、品質への絶え間ない探求と、自らのテロワールに対する深い理解を反映したものです。
2品種とも、樹上で入念な摘房を行います。生理的成熟がほぼピークに達した段階で枝を切り、ブドウを部分的に脱水させることで糖分を凝縮させると同時に、成熟を止めます。
この技術により、非常に繊細なアロマ成分も保持することができ、上品で洗練された香りと、卓越した飲みやすさを備えたワインに仕上がります。
テイスティングノート
明るい麦わら色に、ほのかに琥珀色のニュアンス。ブドウ本来のアロマの純粋さを保ち、意図的に酸化的な表現を抑えた、現代的なスタイルを感じさせます。
香りは豊かで厚みがあり、完熟パイナップル、パパイヤ、マンゴー、砂糖漬けのオレンジなど、明確なトロピカルフルーツの香りが広がります。干し草やスパイシーなハーブ、イラクサを思わせるニュアンスが、複雑さをさらに高めています。
口中では、しっかりとした骨格と丸みがありながら、フレッシュな味わい。長い余韻と豊かな香りが続き、心地よい塩味が全体を支えています。
料理とのペアリング
フォアグラ、モルタデッラのテリーヌ、ミディアム熟成チーズ、ブルーチーズ、トリュフ、ウズラや鴨などの羽毛系ジビエ、ホタテ貝などによく合います。
個性的で型にはまらない、さまざまな組み合わせを楽しめるワイン。洗練されたアペリティフとしても興味深い一本です。
サービス温度:7~10℃
アルコール:14% vol.

