ヴェネト州
Masot

マソット

The winery

サルメーデは、世界的に知られる「国際児童イラストレーション展」が開催される“おとぎ話の村”として有名です。コネリアーノ北部、カンシーリオ高原の麓に位置し、丘陵とアルプスの前山地に囲まれた石造りの家々が点在する美しい土地です。
この地で代々暮らしてきたダ・ロス家の兄弟、アンドレアとダニエレは、祖父アルトゥーロから受け継いだ教えと、名門「チェルレッティ醸造学校」で学んだ知識を礎に、2009年に「Masot – Fiabe di Vino」を設立しました。
豊かな自然に囲まれたこの土地で、伝統と新しい感性を融合させたワイン造りに取り組んでいます。

Story

アンドレアとダニエレは、家族の歴史と伝統への敬意を込めて、ワイナリーに象徴的な名前を選びました。
「Masot(マソット)」とは、この地域の方言で“小さな土地の所有者”を意味し、古くからダ・ロス家の愛称として親しまれてきた言葉です。土地を愛し、その自然のリズムを尊重しながら生きること。それこそが、代々受け継がれてきた家族の価値観です。

ワインのおとぎ話

そんな“おとぎ話の村”から生まれるワインを想像してみてください。豊かな個性と想像力にあふれ、人々を結びつける温かさを持ち、長く続く香りと余韻を備えたワイン。まるで一冊の物語のように、それぞれのボトルには異なる物語が込められています。味わい、語り合い、そして分かち合うためのワイン。それがMasotのワインです。

The Estate

Masotは約20haの畑を所有し、年間約35,000本のワインを生産しています。2020年にはオーガニック認証を取得し、自然環境に配慮した持続可能なワイン造りを実践しています。

丘陵地帯の土壌は石灰質を含む粘土質が主体で、町の中心部に近づくにつれて沖積由来のシルト質土壌へと変化します。この多様な土壌が、ワインに豊かな個性を与えています。
栽培の中心となるのは9haのグレーラ種で、プロセッコの原料として使用されています。そのほかピノ・グリージョやシャルドネといった国際品種も栽培されています。また、近年では地域の伝統品種であるボスケーラとヴェルディーゾの復興にも力を入れており、2018年からはワイナリーのラインナップに加えられています。赤ワインでは、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、マルツェミーノを使用したボルドー・ブレンドを生産。コッリ・ディ・コネリアーノ
DOCGの個性を表現しています。

The Cellar

Masotは、プロセッコ・ヴァルドッビアーデネ地域を代表する土着品種の価値を大切にしています。なかでもグレーラとボスケーラを中心に、高品質なスパークリングワイン造りに取り組み、多彩なプロセッコやメトド・クラッシコを生み出しています。ワイナリーの哲学は、自社畑で健やかに育つ良質なブドウの個性を最大限に活かし、その魅力を丁寧な醸造によって引き出すことにあります。畑の管理はほとんどの工程を手作業で行い、自然との調和を大切にしています。緑肥の活用や微量要素による施肥、天然由来の資材を用いた管理など、環境に配慮した栽培を実践しながら、土地本来の豊かさを未来へと受け継いでいます。

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