ロンバルディア州
Selva Capuzza (セルヴァ カプッツァ)
The winery
この特別な自然環境と、土地とワインへの深い敬意に支えられた家族の哲学が、トゥルビアーナ、トゥキー、グロッペッロ、マルツェミーノ、バルベーラ、サンジョヴェーゼという6つの土着品種の魅力を最大限に引き出しています。
また、自然保護と環境への配慮はワイナリーの重要な理念です。除草剤や農薬を使用せず、草刈りや剪定で生じた有機物から作る堆肥による自然な施肥を実践。畑の風通しを確保して湿度を抑えるほか、リサイクル資材や再生可能エネルギーの活用など、持続可能なワイン造りに積極的に取り組んでいます。
Story
2017年、フォルメンティーニ家はワイン造り100周年を迎えました。4世代にわたり受け継がれてきたその歩みは、単なる家業の継承ではなく、土地への敬意と責任を深め続ける歴史でもありました。
この土地には、このワイナリーの歴史を超える重要な物語があります。1859年、ここはイタリア統一戦争における最大級の激戦地のひとつ、サン・マルティーノ・エ・ソルフェリーノの戦いの舞台となりました。約3万人もの犠牲者を出したこの戦いの翌日、当地を訪れたスイス人慈善家アンリ・デュナンは、戦場に取り残された負傷兵たちの惨状を目の当たりにします。
その体験は彼の人生を大きく変え、「国籍や立場を問わず、すべての負傷者を救うべき」という理念へと結実しました。そして1863年、彼は国際赤十字を創設。1901年には第1回ノーベル平和賞を受賞しました。
Selva Capuzzaは、この歴史的な戦いとアンリ・デュナンの偉大な功績に敬意を表し、最高峰の赤ワインをその記憶に捧げています。
The Estate
30haに及ぶ自社畑は、ブレシア県デゼンツァーノ・デル・ガルダに位置し、ガルダ湖から約4kmのモレーン丘陵地帯に広がっています。標高約120m、アルプスから吹き下ろす風の影響を受ける恵まれた環境です。
土壌は石灰質粘土を主体とし、多くの石を含むことで適度な排水性と保温性を備えています。地下には砂や砂利の層が広がり、ワインに複雑さと豊かな個性を与えています。
また、ワイナリーでは森林、小湖、草地、低木林などを保全し、生物多様性の維持にも積極的に取り組んでいます。野生動物や在来植物の生息環境を守るため、敷地内での狩猟は厳しく禁止されています。
The Cellar
Selva Capuzzaでは、6種類の土着品種、トゥルビアーナ、トゥキー(土着品種トカイの新名称)、グロッペッロ、マルツェミーノ、バルベーラ、サンジョヴェーゼから「ルガーナ」「サン・マルティーノ・デッラ・バッターリア」「ガルダ・クラッシコ」という地域を代表する銘柄を生み出しています。
それぞれのワインは、土地の個性と伝統品種の魅力を表現することを目指して丁寧に醸造されており、国内外のワイン専門家や愛好家から高い評価を獲得しています。数々の国際的なコンクールでも受賞歴を重ね、その品質の高さが広く認められています。

